#29 PT

メラノ＝ガスター「力添え、助かった。
己はガスターだ。あれはアカシで、あれがシャドウ。(指でそれぞれを指しながら話す)
皆旅の中で力を認め合った、戦士達だ。」

メラノ＝ガスター「停戦の契りに至るまで、残る時間ももう恐らく長くはないだろうが、宜しく頼む。
共に闘おう。」

ミレニアム＝Ｈ＝クレイスハルト「PTありがとうございます。お邪魔しますわね。」

ディータ「ガスターさんは…向上心がありマスね……。」

ディータ「イタズラはよくないデスもんねー。あ、でも魔族っぽい顔していけば意外といれてもらえるかもしれマセんよ。角をはやしてみるとか！
（指を一本ずつ、頭の上でぴんとたてた。角を模しているようだ。）」

ポメロ・フォーリリーズ「私だって、様々な発見がありましたよ。
共にプラインカルドヘというお誘いに乗らなかったら、平須には関所が無い代わりに海を越えねばならない、という知識を得ませんでしたもの。
本当に、自らの目で見て、自ら訪れないと知り得ないことが、山ほど……」

ポメロ・フォーリリーズ「（達観している、と言われ）……そうですか？」

ポメロ・フォーリリーズ「否定はしませんが、この頂いた評価をどうも素直に受け止められないところがありまして。
……存じ上げているとは思いますが、私は斧を使い、全力の一撃を与えることが至上だと考え、それ以外の要素は極力無視しています。
ただ斧術の腕を高めるだけの単純な目的をしっかり見据えることが出来れば、直接繋がってはいない余計な部分に気を使う必要はない。
少なくとも、そうやって生きてきました」

ポメロ・フォーリリーズ「って、ああ、奥様……とんだ失礼をいたしました」

ポメロ・フォーリリーズ「……それよりも『さほど遠くない』『死に行く老兵』？
あ、貴方は、もしかしたら、私が天寿を全うするよりも遥かに早く、天へ昇ってしまうというわけですか……？」

ポメロ・フォーリリーズ「（そして『己はその時にはこの世に居らぬだろう』と聞くと、震える声を絞りながら、こう口にした）
……だからって、どうして貴方はこれからの自分に希望はない、ともとれることを口にするんですか」

ポメロ・フォーリリーズ「私が大成して幸せになったからって、私が海の魔物を、プラインカルド城を守る魔族を、魔界に蔓延る魔族を蹴散らしここまで来れたのは、大部分が貴方の的確な指示によるものです。
そんな戦友、いえ、敬意を表する方が悲観的になるのは、自信を失くすのは、もう見てられません」

アルノー「そうだな……直ぐに、この大陸全土に戦いが終わったという報せが届くはずもないだろうし。
仮に届いたとしても、それですんなり終わるとも限らないからな。」

アルノー「でも、きっと出来得る最善のことを、ガスターたちは成し遂げた。僕はそう思うよ。」

アルノー「これは……僕が貰ってもいいのか？
君の、祖国の武具なのか……ああそうか、君は手先が器用だものな。
（思えば、自分たちがこうして会話をすることになったきっかけも、彼の武具作りだった。）」

アルノー「（それから、声を弾ませて語る様子に、ふふっと笑みが零れる。）
……いや、すまない。ガスターがそんな風に声を弾ませているのを聞いたのは、初めてだったから。」

アルノー「君の気持ち、よく伝わったよ。ありがとう。
大事に使わせてもらう。
（そう言って、彼は年相応の少年のように笑った。）」

メラノ＝ガスター「残る己らの目的はただ一つ、ナイトレトネを討つ事だ。
之までに聞いた話の彼の者が、停戦の命を受けたとはいえ従うとは思えん。
停戦の最中に、戦闘行為が在ったとすれば……その結果も自ずから推し量ることが出来よう。
停戦までに彼の者を屈服させるのだ。他に道はない。」

メラノ＝ガスター「ははは、青いな。
心地好い青さだ。
それが御主の良い所だ。(軽く笑みを浮かべ、嬉しそうな声を上げる)」

メラノ＝ガスター「出来るだけ、やれる事をやれば好いだろう。
若いと言う事は、天井が無い事に等しい。
失った物は戻らぬ事も多いが、手に入れなければ元より何もないと同じだ。(すっと手を出すとくるくると回す)」

メラノ＝ガスター「皮肉な物よ、戦う為に生まれた様な我々が、戦う術から失っていくとは。
(目を閉じて沈黙し、思いを馳せる)」

メラノ＝ガスター「力添え、助かった。
己はガスターだ。あれはアカシで、あれがシャドウ。(指でそれぞれを指しながら話す)
皆旅の中で力を認め合った、戦士達だ。」

メラノ＝ガスター「停戦の契りに至るまで、残る時間ももう恐らく長くはないだろうが、宜しく頼む。
共に闘おう。」

メラノ＝ガスター「突然の申し出、済まなかったが、これだけ集ってもらって感謝している。
己らの目的は、ナイトレトネを討つ事だ。
之までに聞いた話の彼の者が、停戦の命を受けたとはいえ従うとは思えん。
停戦の最中に、戦闘行為が在ったとすれば……その結果も自ずから推し量ることが出来よう。
停戦までに彼の者を屈服させるのだ。他に道はない。
此処には己が知った者が居る、共に戦った者も居る、心配は要らぬな。」

メラノ＝ガスター「突然の申し出、済まなかったが、これだけ集ってもらって感謝している。
己らの目的は、ナイトレトネを討つ事だ。
之までに聞いた話の彼の者が、停戦の命を受けたとはいえ従うとは思えん。
停戦の最中に、戦闘行為が在ったとすれば……その結果も自ずから推し量ることが出来よう。
停戦までに彼の者を屈服させるのだ。他に道はない。
心配はない。やはりこの戦い、強者ばかりが残った。必ず勝とう。」

メラノ＝ガスター「参戦、感謝している。
此の戦いはナイトレトネ、彼の者を討つ為の戦いだ。
期日までにあれを討つのは骨が折れるが、何卒宜しく頼む。
なに、其方にはケイジ、メシアンの己の知る中でも選りすぐりの両雄に、ミレーヌも居る。ぬかりはない、はずだ。」

メラノ＝ガスター「……こういった形でばかりの付き合いになって、申し訳ないが。
今、残るナイトレトネを討とうとしている。
御主の力、借りられれば非常に有難いのだが……可能であろうか？」

メラノ＝ガスター「残る己らの目的はただ一つ、ナイトレトネを討つ事だ。
之までに聞いた話の彼の者が、停戦の命を受けたとはいえ従うとは思えん。
停戦の最中に、戦闘行為が在ったとすれば……その結果も自ずから推し量ることが出来よう。
停戦までに彼の者を屈服させるのだ。他に道はない。」